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【Closed】Emi Hamano : form / category

濱野絵美 個展 : form / category
June 28 - August 30, 2015

・会期:2015年6月28日(日)- 8月30日(日) ※ 毎週日曜日 12:00 – 19:00 オープン
・オープニングレセプション:6月28日(日)17:00 – 20:00

Open Letter は、オープニング展として、濱野絵美の初となる個展『form / category』を開催いたします。

濱野さんは、1990年東京生まれ。東京藝術大学で銅版画を学び、今年3月に同大学院を修了したばかりです。本展では、修了展で展示した作品および修了展での試みから派生させた新作を合計10点、展示します。

lines ( e.l )

lines ( e.l ) / アルシュ紙にエッチング (2 版 ) / 22.5 × 22.5 cm / 2014 (Photo by Ken Kato)

 

版画紙に現れた何百本ものまっすぐな青い線。
ミリ単位で引かれた線がつくる、方眼紙のようなパターンや幾何学模様は、ミニマルでストイックな印象を与えます。同時に、揺らぐような青インクの濃淡や、軽やかに走る落書きのような黒い線は、どこか有機的な素朴さも感じさせます。

小さな画面の中で、規則正しさと揺らぎが繰り返される濱野さんの作品からは、どこか不思議な、自律するような世界観があるように思えます。

“銅版画は、直接キャンパスに向かう絵画とは違い、版を間にはさんで自分の思考を間接的に画面に定着させることができるので、それが自分にはすごく合っている気がします。

線の集積から出てくるかたち、たとえば、草原が風になびく線の様子や、磁石などの磁力線など、自然がつくりだした線のかたちから見えてくる秩序。その秩序への興味や執着みたいなものがあります。

そして、その秩序をトレースしたいという欲があります。なぞる行為、つまりは追体験によって自分に取り込みたい。
取り込んだものを分解、再構築したものが今の作品になっているんだと思います。

今回の個展では、大小さまざまなサイズだったり、いくつかの線の描画方法、そこから生まれる線の集積、それを自分ではカテゴリーと呼んでいるのですが、そういった実験的に試したものを発表します。”
(濱野絵美)

想い、感覚を表現として定着させるための秩序。
自分によりそう、モノサシのようなもの。

みなさんにとっての、表現のための秩序はなんでしょうか?

Exhibitions_hamano_L_01

銅板に彫られる極細線。狂いなく、一定のテンポで淡々と引かれていく

Exhibitions_hamano_L_02

自宅のアトリエにてプレス機を回す濱野さんプレス機は重く、この自宅用の小型のタイプでも50kg を超える。

Exhibitions_hamano_L_03

刷り上がったばかりの作品。これから水張りをして画面の四辺をフラットに整える。青インクが詰まった銅版も美しい。

*銅版画について(wikipedia
*7月中に作家と実際に銅版画を刷ってみるワークショップ開催予定
アーティスト紹介ページへ

Biography

1990 東京生まれ
2015 東京藝術大学美術学部絵画科油画専攻版画研究室 修了
2013 東京藝術大学美術学部絵画科油画専攻 卒業 Solo exhibition
2015 ”form / category” Open Letter(東京)

Group exhibition
2015 “第63回 東京藝術大学 修了作品展” 東京藝術大学(東京)
2014 “MIRAGE”メタルアートミュージアム 光の谷(千葉)
2013 “第38回 大学版画展” 町田市立版画美術館 (東京)
    “俵賞展” 東京藝術大学 立体工房 (東京)
    “e.d 99 東京藝術大学 版画第一研究室展” 望月定子美術館 (千葉)
    “G9展”B – gallery (東京)・京都アートゾーン神楽岡(京都)
    “第61回 東京藝術大学 卒業作品展” 東京都美術館(東京)

Public collection
帝京大学
メタルアートミュージアム 光の谷

Installation View

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